■COR (シーオーアール) Coefficient Of Restitution ドライバーのトランポリン効果を表す指標。この指標で表される数値を反発係数という。0.83を超えるものは違反クラブとなり正式競技には使用できない。
(反発係数0.83=257μs)
※ 2004年より、反発係数はペンデュラムテストに切り替えられた。 ペンデュラムテスト=ヘッドの柔軟性を計測する方法で、振り子(鉄球)とフェースの接触時間を計測し、その値が、239μs+許容誤差18μsを超える特性時間を持ってはならないと規定。▲TOPへ戻る
■JGA (ジェージーエー) 財団法人日本ゴルフ協会(Japan Golf Association)の略称。 「我が国におけるアマチュアゴルフ界を統轄し代表するとともに、我が国ゴルフ競技規則制定等の最高機関として、ゴルフの健全な発達と普及を図り、もって国民体力の向上、社会・文化の発展並びに国際親善に寄与すること」を目的とし、日本におけるゴルフ競技規則制定等の最高機関と位置づけられる。 なお、ゴルフ競技規則制定・変更等は英国におけるR&A(Royal and Ancient Golf Club of Saint Andrews/全英ゴルフ協会)、米国におけるUSGA(United States Golf Association/全米ゴルフ協会)がリーダーシップを発揮して検討、協議されJGAが国内に適用・施行する。▲TOPへ戻る
■JGTO (ジェージーティーオー) 日本ゴルフツアー機構(Japan Golf Tour Organization)の略称。
「我国におけるツアートーナメント事業を統括する団体として、国際的又は全国的規模において行われるツアートーナメント事業の秩序ある発展とツアープレーヤーの経済的条件の向上、その他ツアープレーヤーのための競技環境の改善を図ることにより、ゴルフ競技に関する競技水準の向上と競技スポーツの普及と振興に寄与し、あわせて海外におけるゴルフトーナメント事業の管理団体との緊密な連携を保持することにより、ゴルフ競技における国際交流を推進し、もって我が国における豊かなスポーツ文化の創造と発展に資すること」を目的とし、1999年度から日本のプロゴルフツアー公認試合について主催・管理を行っている。
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■サービスホール (service hole) コース設計上、規定打数に対して距離が短い、フェアウェイが広いあるいは高低差がなく見通しがよい、ハザードが少ない、グリーンが易しいなどの理由で、一般に攻略が容易だとされているホールの俗称。和製英語。
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■サーリン (Surlyn) ゴルフボールのコーティングに使用されている合成樹脂素材の名称で、デュポン社の登録商標。耐久性に優れる。▲TOPへ戻る
■サドンデス(方式) (sudden death) 順位、特に第1位を決すべき競技で、同率1位が2名以上いる場合に勝敗を決するために行うプレーオフの手法のこと。いわゆるホールマッチ形式で、決まったホール数でのスコアを争うのではなく、優劣が決した時点で終了するが、優劣がつかない場合には優劣がつくまで果てしなく継続される。▲TOPへ戻る
■サブ グリーン (sub green) 元来グリーンに適した洋芝の養生が日本の気候では難しかったため、設計段階から2つのグリーンを設けて季節あるいは期間交代制で運用することが多かったがその際、当日使用しているグリーンをメインとした場合のもうひとつのグリーンに対する呼称。▲TOPへ戻る
■サマールール (summer rule) 夏のプレーに関するローカルルールのこと。主として、ノータッチを指す。
対となるウィンタールール(winter rules)とはショットの結果としてボールの止まった位置から6インチ(15.24センチ)動かして置きなおし、次のショットを行う「6インチプレース」のことを指す。プリファードライ(prefferd lie)という別称もある。 主にコースの保護や円滑なプレー進行を目的としてローカルルールや同伴者間・コンペでの申し合わせで採用されるが、ライの改善は「あるがままに打つ」というゴルフの精神を逸脱しているため賛否が分かれる。 ちなみに6インチの明示に際しては、かつてはゴルフ場から貸与される長方形のスコアカードホルダーの長辺を用いていた。▲TOPへ戻る
■サム・スニード (Sam Snead) 史上最も優れたゴルファーの一人。 アメリカ合衆国バージニア州アシュウッド出身。1912年5月27日生まれ。 プロ戦績はメジャー大会制覇(7勝)を含むプロゴルフツアー(PGA)82勝を挙げ、通算勝利数では現在でも第1位の記録である。しかし、全米オープンだけは2位を4度記録するも制覇することが出来ず、「キャリア・グランドスラム」は達成できなかった。 シニアツアーでも活躍し、長らく競技経歴を継続、最年長優勝、最年長予選通過、公式戦でのエージシュートなどを記録。最晩年まで元気な姿を見せ2002年5月23日89歳で逝去する直前、4月開催のマスターズで始球式を務めるほどであった。▲TOPへ戻る
■サンドウェッジ (sandwedge) 専らバンカーからのショットを打つために開発されたクラブの呼称。 最初のグランドスラマーであるジーン・サラゼンが、苦手なバンカーショットを克服するために、1930年、ソールにバウンスをつけたサンドウェッジを発明した。▲TOPへ戻る
■ザックリ クラブヘッドがボールの手前に入ってしまうダフりの日本語における擬音表現。▲TOPへ戻る
■シード権 (exemption) プロの公式競技(トーナメント)における本選出場資格のこと。 前年の賞金獲得実績によって付与され、日本の男子プロはランク上位60位、米国では上位 125位までの選手が予選を免除され本選から出場できる。 シード権を持たない選手は月曜日から開催される予選会に出場し、上位のわずか数名だけが出場資格を得る。▲TOPへ戻る
■シニア (senior) ゴルファーの年代別カテゴリーのひとつで壮年層のこと。 アマチュアでは一般に55才以上をいうがゴルフ場利用税の免除などの優遇される年齢は70歳以上である。 JPGAによるシニアツアーの出場資格は50才以上。
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■シャフト (shaft) クラブを構成する、クラブヘッドとグリップの中間にある棒状の部位の名称。ただしグリップはシャフトの突端に差し込まれた部位である。 大別してスチール製のものと、炭素繊維を織り込み棒状にしたもの(カーボングラファイト)があり、その材質の特性が性能の違いを生む。 さらに同じ材質でも剛性(硬さ)で性能に違いが出る。剛性を表す記号としてXS、S、SR、R、Lなどがある。 同じ剛性の範囲でも重さやそのバランス、キックポイント(しなり)の違いによって性能が違う。▲TOPへ戻る
■シャローフェース (shallow face) フェアウェーウッドなどに良く見られるクラブヘッドの形状で、厚み(高さ)がなく必然的にクラブフェースが薄く(shallow)になることからこう呼ばれている。重心をクラブ先端に限りなく近づけられるため、ボールは上がり易い。▲TOPへ戻る
■シャンク (shank) ミスショットのひとつ。 アイアンのクラブフェースとシャフトの接合部(ホーゼル)にボールが当って、右打ちの場合、急角度で右に飛び出すこと。▲TOPへ戻る
■ショート (short) ・Par3のホールを意味するショートホールという和製英語の、さらに略称 ・「ショートだった」あるいは「ショートした」という用法で、ショットの結果としてボールが物理的に届かなかった、という状態を表す言い方。同義語に「短かった」がある。▲TOPへ戻る
■ショートアイアン (short iron) アイアンセットの中での分類のひとつで、クラブにつけられた番号(番手)の数字の大きい、短い距離用の数本のこと。対となる概念として、ミドルアイアン、ロングアイアンがある。▲TOPへ戻る
■ショートカット (short cut) コース攻略における近道のこと。 ドッグレッグでコースに沿って攻めず、グリーンを最短距離で狙う場合などに使う。▲TOPへ戻る
■ショートゲーム (short game) アプローチとパッティングを合わせた短い距離を打つ技術を総称して指す。おおむね100yds以下のショットを言う。▲TOPへ戻る
■ショートコース (short course) パー3のショートホールのみ(一部パー4混在あり)で構成されたコースのこと。和製英語。英語ではエクゼクティブコースなどと呼ばれている。規模が小さくて済むことからアクセスが良く、手軽にゴルフを楽しめる。また本コースを回る前の練習ラウンドや、ショートゲームの練習にも適している。▲TOPへ戻る
■ショートホール (short hole) パー3のホールの俗称。和製英語。英語ではPar3のコース。▲TOPへ戻る
■ショット (shot) ボールをクラブで打つこと。▲TOPへ戻る
■ショットメーカー (shot maker) 形よりもショットの結果を追求し、あらゆるショットに精通、また精度を高めるタイプのプレーヤーのこと。
対になる語として、理想のスイングを追求し、力を効率的にボールに伝達するプレイスタイルを好むプレーヤーをスインガーという。また、形よりも力によってヘッドスピードを上げることを追求し、インパクトの衝撃を最大限にすることでボールを飛ばそうとするプレーヤーをヒッターという。▲TOPへ戻る
■シングル (single digit handicaper) ハンデキャップが一桁の人のこと。上手なゴルファーの代名詞となっている。さらに、ハンデ5以下の人は称号のように「片手シングル」ということがある。 ▲TOPへ戻る
■ジーン・サラゼン (Gene Sarazen) 史上最も優れたゴルファーの一人。 アメリカ合衆国ニューヨーク州ハリソン出身。1902年2月27日生まれ。イタリア移民2世で本名は「エウゲニオ・サラセニ」(Eugenio Saraceni)という。10歳でキャディの仕事についたことがきっかけでゴルフを始め、1921年に19歳でプロゴルファーに転向。これを機に改名した。 プロ戦績はメジャー大会制覇(7勝)を誇り、現在と同じ基準の4大メジャー大会制覇であるグランドスラムを最初に達成したゴルファーである。 また、苦手としていたバンカーショットを克服する過程で研究を重ねた結果、ソールにバウンスをつけた専用のクラブ・サンドウェッジを開発するに至った。(1930年) 引退後は、自身がコース設計を監修した栃木県の「ジュンクラシック・カントリークラブ」が1975年に開場すると、1977年よりその名を冠した「ジーン・サラゼン・ジュンクラシック」男子プロトーナメントを主催するなど日本にも縁が深い。 1999年5月13日に逝去、「ジーン・サラゼン・ジュンクラシック」もその年をもって終了した。▲TOPへ戻る
■ジガー (jigger) 短いアプローチショット専用のクラブで、アイアンとパターの中間の形状、性能のクラブ。チップショットを容易に打つことが出来るためチッパーともいう。▲TOPへ戻る
■ジュニア (Junior) ゴルファーの年代別カテゴリーのひとつで最若年層のこと。〜17才までが対象。▲TOPへ戻る
■スイートスポット (sweet spot) クラブフェースの中心部に分布する、ボールとのインパクトの衝撃を最もロスなくをボールに移すことが出来る力点域のこと。 日本語では「芯」と表現され、「真芯で捉えた」とか「芯を食った」ということがある。▲TOPへ戻る
■スインガー (swinger) 理想のスイングを追求し、力を効率的にボールに伝達するプレイスタイルを好むプレーヤーのこと。
対になる語として、形よりもショットの結果を追求し、あらゆるショットに精通、また精度を高めるタイプのプレーヤーをショットメーカーという。また、形よりも力によってヘッドスピードを上げることを追求し、インパクトの衝撃を最大限にすることでボールを飛ばそうとするプレーヤーをヒッターという。▲TOPへ戻る
■スイング (swing) クラブを振る動作のこと。厳密にはセットアップからフィニッシュまでの一連の動作をいう。▲TOPへ戻る
■スイングアーク (swing arc) 現代のスイング理論では、スイング軌道は体の正中線を中心とした円を描き、インサイドインの軌道で軌道の最下部直前でインパクトを迎えることが理想とされている。このスイングの孤について、クラブヘッドの軌道を線で表したものをスイングアーク、首を中心に腕とクラブによって描かれる面をスイングプレーンという。
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■スイングプレーン (swing plane) 現代のスイング理論では、スイング軌道は体の正中線を中心とした円を描き、インサイドインの軌道で軌道の最下部直前でインパクトを迎えることが理想とされている。このスイングの孤について、クラブヘッドの軌道を線で表したものをスイングアーク、首を中心に腕とクラブによって描かれる面をスイングプレーンという。
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■スウェイ (sway) 右打ちの場合、アドレスで取ったスイングの回転軸となる体の正中線がバックスイングで右側へ移動してしまうこと。こうなるとダウンスイングで回転運動よりも横の体重移動が勝ってしまい、スイングアークが円を描けなくなるので、インパクトが一定せず、よって安定した飛球にはならない。▲TOPへ戻る
■スキンズマッチ (skins match ) マッチプレイで争うニギリの俗称。この場合は2人一組限定ではなく、パーティの中で最もスコアが良かったプレーヤーがそのホールの勝者となる。日本語ではヨコと称される。▲TOPへ戻る
■スクエアグリップ (square grip) クラブの握り方であるグリップの種類。 手の指の組み合わせによる分類と異なり、球筋に影響を及ぼすクラブと手の位置関係による分類。 クラブフェースがターゲットに対して正対した状態でグリップの真上に想定される中心線に対し、グリップに沿って伸ばす親指(右打ちの場合、左手の親指)の位置が全く沿ってあるような握り方をすること。 親指の位置が中心線から前にある場合はウィークグリップ。 親指の位置が中心線から後ろにある場合はストロンググリップ。▲TOPへ戻る
■スクラッチ (scratch) ハンディキャップなしで対戦すること。▲TOPへ戻る
■スクラッチプレーヤー (scratch player) ハンディキャップ0のプレーヤーのこと。▲TOPへ戻る
■スクランブル (scramble) エキジビジョン等で採用される競技方法で、複数のプレーヤーがそれぞれショットし、その中から最も状態の良いボールをひとつ選び、次のショットはそこからまた全員が打つことをホールアウトまで続ける形式のこと。常に、状態の良いボールを、さらにプレースして良いライから打ち、複数のプレーヤーのうち誰かが良いショットを打つ可能性が上がることから、大変良いスコアになるのが普通である。▲TOPへ戻る
■スコアライン (score line) クラブフェースに掘ってある溝のこと。マーカーとかグルーブとも言う。形状によってUグルーブとVグルーブなどに種類が分かれ、密度などによってスピン性能に差が生じるためルールによって規制がある。▲TOPへ戻る
■スタイミー (stymie) ショット地点から次打の目標地点(一般にグリーン)を結ぶ線上に避けることが困難な障害物がある状態のこと。▲TOPへ戻る
■スタンス (stance) ショットする際に足の位置を定めること。 「スタンスを定める」ことでボールを打つ準備に入ったことを示すとされ、特にハザードではボールを打つ意思があったとみなされる。その後に起こった不慮の出来事に対しルール上の処置を被ることになる。▲TOPへ戻る
■ステーブルフォード (stableford) 純粋なスコアではなく、スコアに応じて定められた獲得ポイントの多寡で勝敗を決する競技方法のひとつ。 ポイントはダブルボギー以上は0点、ボギー1点、パー2点、バーディ3点、イーグル4点、アルバトロス5点とし、得点が多いプレーヤーが勝者となる。なお、付与するポイントの設定は自由である。 ミスを最小限に抑えるストロークプレーと異なり、よりアグレッシブに少ない打数を目指さないとポイントは伸びない。大逆転も可能、順位の上下も激しくスリリングな展開が必至である。 米ツアーのジ・インターナショナルはこの競技方法で行なわれている。ダブルボギーとなった時点でギブアップとなるので、プレー時間は短縮可能となる利点がある。 発案者である英の医師フランク・ステーブルフォード氏の名をとって呼称するが、ほかにポイントターニー(point turney)ともいわれる。
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■スティッフ (stiff) シャフトの硬軟を示すための語のうち、レギュラーと呼ばれる標準的な硬さのものよりも、硬いことを示す語句。表示でSと略される。 硬い順にXS-S-R-L XSはエキストラスティッフの意味で、スティッフよりさらに硬いことを示す。Rはレギュラー、Lはレディスの略。▲TOPへ戻る
■スティンプメーター (stimpmeter) グリーンをボールが転がる速さを計測するための機器。溝のついた1メートルの棒状機器の上端部にボールをセットし、30度傾けると重力により自然に溝を滑り降りるようになっていて、その推進力でボールがグリーン上を転がった距離を測定する。単位はフィートで表示される。数値が大きいほど「グリーンが速い」と表現され難しくなるが、一般営業のゴルフ場では10フィートを超えることはまずない。▲TOPへ戻る
■ストレートネック (straght neck) アイアンにおいてクラブフェースの底辺がシャフトと同一線上にある形状の呼称。 対になる、クラブフェースの底辺がシャフトに対して後方に位置する形状はグースネック(goose neck)という。▲TOPへ戻る
■ストローク (stroke) クラブによるボールを打撃する行為、またはその打数のこと。 厳密にはボールを打って動かす意思を持って行われたクラブの前方への動きを言う。つまり、ダウンスイングに移ったときからストロークと考えられるが、クラブヘッドにボールが届く前にプレーヤーがダウンスイングを途中で止めた場合にはストロークを行ったことにはならない。▲TOPへ戻る
■ストロークプレー (stroke play ) 決められたホールの打数の合計によって順位を決める競技方法。ハンディキャップによって調整された打数で順位を決める場合もこれにあたる。▲TOPへ戻る
■ストロンググリップ (strong grip) クラブの握り方であるグリップの種類。 手の指の組み合わせによる分類と異なり、球筋に影響を及ぼすクラブと手の位置関係による分類。 クラブフェースがターゲットに対して正対した状態でグリップの真上に想定される中心線に対し、グリップに沿って伸ばす親指(右打ちの場合、左手の親指)の位置が後ろにあるような握り方をすること。一般にドローやフックのボールが出やすい。 親指の位置が中心線に沿っている場合はスクエアグリップ。 親指の位置が中心線から前にある場合はウィークグリップ。▲TOPへ戻る
■スパイク (spike) 底に滑り止めの爪がついたゴルフシューズの総称、またはその爪のこと。昨今では芝の保護の目的で素材が従来の金属製のものからプラスチックあるいはゴム製の滑り止めへの変更が推奨または強制されている。 さらにソール形状・素材の進化によりスパイクレスシューズも普及している。▲TOPへ戻る
■スパイクレス (spikeless) 底に滑り止めの爪がないタイプのゴルフシューズの総称、またはそのソールのこと。昨今では芝の保護の目的で素材が従来の金属製のものからプラスチックあるいはゴム製の滑り止めへの変更が推奨または強制されているが、さらにソール形状・素材の進化によりスパイクレスシューズが普及している。▲TOPへ戻る
■スパインアングル (spine angle) スイング動作で固定されるべき前傾姿勢の角度のこと。
下半身を地面にほぼ垂直に安定させ股関節をつなぎ目として上半身を前傾させる。この時、背骨(=spine)が取る角度のことをいう。前傾することで腕の通り道ができる。この通り道にスイングプレインを形成していくことになるが、上半身と下半身がそれぞれ角度を保つことでスイングアークが安定し、プレインが一枚のきれいな面として形成される。▲TOPへ戻る
■スプーン (spoon) 3番ウッドの別称。▲TOPへ戻る
■スプリング効果 (spring like effect ) 一般に「SLEルール対応」という語句で見かける、高反発クラブ規制におけるSLEの意味のこと。spring like effectの略でトランポリン効果とも言う。クラブフェースの輪郭部分を薄くすることでインパクト時にクラブフェースがいったん凹んではじき出すような効果で打球の飛距離を向上させようとする。
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■スペード (spade) 5番アイアンの(古い時代の)別称。 他のアイアンも3番をミッドマッシー(mid mashie)、5番をマッシー(mashie)、7番をマッシーニブリック(mashie niblick)、9番を二ブリック(niblick)と呼んだ。いずれも本数がまだ少なかった時代の呼称。▲TOPへ戻る
■スライス (slice) 右打ちのプレーヤーの打球が右回転しながら右方向に曲がりながら飛球する状態こと。▲TOPへ戻る
■スルーザグリーン (through the green) 現にプレーしているホールのティーグラウンドとグリーン、コース上すべてのハザードを除いた場所のこと。フェアウェイとラフの区別はなく、どちらもスルーザグリーンに属する。▲TOPへ戻る
■スループレー (threw play) 日本では一部地域を除き、18ホールをラウンドする場合、ハーフでいったん休憩する習慣が確立している。おおむね1時間ほど時間をとって、食事などをする。一方で世界のほとんどではハーフでの休憩の習慣がない。そこで日本で18ホールを休憩なしでプレーする際に、ハーフで休憩をとる習慣と区別するためにできた語。和製英語。▲TOPへ戻る
■スロープレー (slow play) プレーに時間が掛かりすぎること。一般に周囲から最も忌み嫌われる迷惑行為。競技では所定の時間内にプレーが完了しない場合、警告を受け、それでも改善されない場合は、その組全員の選手に2打罰が科せられる。
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■スロープレート (slope rate) USGAが採用しているコースの難易度を示す指標。55〜155の間の数字で表され、数字が大きいほど難しいコースであることを示す。平均的なスロープレートは113とされている。ハンディキャップの計算にも使われる。▲TOPへ戻る
■セットアップ (set up) 一連のスイング動作の中で、アドレスが完了し、バックスイングに始動する前の瞬間的な静止状態のこと。▲TOPへ戻る
■セミラフ (semi rough) フェアウエイとラフの緩衝地帯で、ラフではあるがある程度芝を刈り込んである区域のこと。フェアウェイの沿って最も近接している区域を特にファーストカットと言うことがある。▲TOPへ戻る
■セルフ (self) キャディなしで行う「セルフプレー」の略語。▲TOPへ戻る
■センターシャフト (center shaft) パターの形状で特にクラブヘッドの中央にシャフトが付いているものをいう。▲TOPへ戻る
■ゼネラルルール (general rule) 各国・各地域の統括団体が定めるゴルフ規則のこと。日本の場合は日本ゴルフ協会が定めている。▲TOPへ戻る
■ソール (sole) クラブヘッドの接地する底の部分、またはボールを打つためにクラブを地面に付ける行為のこと。▲TOPへ戻る
■ソケット (socket) クラブヘッドとシャフトの接合部(付け根)のことで、ここにボールが当たってしまうとボールは右45度〜真横に出る。この状態のショットをシャンク(shank)またはソケット(和製英語)という。
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■ソフトスパイク (soft spike) ゴルフシューズの底に付けられた滑り止めの素材が従来の金属製のものからプラスチックあるいはゴム製の滑り止めに変更されたもの。 金属製スパイクの使用禁止の趨勢に乗り、従来の滑り止めを外し、その留め具に装着できるものから始まり、さらなる軽量化のためにソフトスパイク専用モデルへと発展している。さらにソール形状・素材の進化によりスパイクレスシューズも普及している。▲TOPへ戻る
■竿一 (さおいち) アトラクション(賭け)の一つで、ピン(竿)の長さを基準に、それと同等かそれよりも長いパットを行う前に、1回で入れることを宣言したうえで入れると、同伴プレーヤーからポイントを奪取できる。竿一を宣言しながら、2パットの場合にはペナルティはないが、3パットした場合は、逆にポイントを献上する。 亜種に砂一(バンカー脱出後1パット)というアトラクションもある。▲TOPへ戻る
■砂一 (すないち) アトラクション(賭け)の一つで、グリーン周りに配置されたガードバンカーに打ち込んでしまった際に、グリーンに乗せて1回で入れることを宣言したうえで入れると、同伴プレーヤーからポイントを奪取できる。英語ではSandieが同義。 砂一を宣言しながら、2パットの場合にはペナルティはないが、砂一宣言後に3打以上要した場合は、逆にポイントを献上する。 亜種に竿一(ピンの長さを基準に、それと同等かそれよりも長いパットを宣言どおり1パット)というアトラクションもある。
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■再ドロップ (redrop) 救済措置などが適用され、プレー再開のために次打の位置を確保するために行うドロップが、元の位置に戻ったり、規定以上転がったり、ホールに近づいてしまった時には、再びボールを拾い上げてドロップを繰り返す。無罰。再ドロップしても同様の状態に陥った際には、再ドロップしたボールが着地したところにボールをプレースする。▲TOPへ戻る
■暫定球 (provisional ball) ショットの結果としてボールの止まった位置がOBやロストとなることが推定される場合、プレーの進行を円滑にする目的から打つとりあえずの球(=暫定球)をいう。暫定球は打つ前に同伴者にその行為を宣言する必要がある。 結果的にOBやロストにならなかった場合は暫定球を取り消してプレーを継続することができるが、OBやロストが確定した場合は、暫定球を継続してプレーする。なお、暫定球を継続してプレーしている途中でも、最初のボールが見つかった場合は、最初のボールをプレーしなければならない。
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■芝目 (grain) 芝の葉先が向いている方向のこと。主にボールを転がすことによってカップを狙うグリーン面でその影響が大きくなることから、芝目の判断に神経を使う。 ボールの進行方向に向いている場合を順目といい、ボールへの抵抗は少ない。その逆を逆目といい、ボールへの抵抗が大きい。 また、ラフからのショットやグリーン周りでのアプローチではクラブヘッドが芝目に影響を受けるので、判断が必要である。▲TOPへ戻る
■修理地 (ground under repair) コース内においてプレーに適さない、または支障のある損傷部分について、補修を予定しているか、または現に補修中であることを白線で囲むか青杭で明示している場所のこと。明示されていなくても、グリーンキーパーが作った穴等もこれに含まれる。別称アンダーリペア。 修理地に止まったボールはノーペナルティで救済を受けられ、その区域からホールに近づかないエリアにドロップしてプレーを再開する。▲TOPへ戻る
■重心 (center of gravity) 物体あるいは質点系において、各部分・各質点にはたらく重力の合力の作用点。質量の中心と一致する。重力の中心。 ゴルフはスイングによってクラブヘッドの重心が作り出す力を打撃によってボールに移すことで飛球させる競技である。▲TOPへ戻る
■順目 (with the grain) コース上の芝がボールの進行方向に向かって生えている状態のこと。クラブヘッドやボールへの抵抗は少なくなりやすい。主にグリーンやグリーン周辺でボールが接地する機会が多い場合に影響を受けやすいので芝の目を確認する。対になる、コース上の芝がボールの進行方向と逆に生えている状態のことは逆目(into the grain) という。▲TOPへ戻る
■新々ペリア (extra new peoria) コンペなどで順位を決定する際に用いるハンデキャップを計算する仕組みのこと。 コンペの参加者募集がオープンであったり、極めて広範囲に及ぶ場合には互いに実力がわからないことが往々にしてある。参加者がみなJGAの制定するオフィシャルハンデキャップを取得しているわけではないので、それに代わりそのコンペだけでの適用ながら、参加者の納得を得るために独自のハンデキャップが必要となることから考案された。
算出方法は、アウト・インを通して計9ホール、パーの合計が36になるようにホールを抽出し、そこを参加者に秘匿し「隠しホール」とする。その「隠しホール」でのスコアをハンデ算定用の基準値とし、
隠しホールのスコア合計×2−コースのパー(多くは72)×0.8
の算定式で算出する。
算出にあたっては、1ホールあたりの打数上下限を設ける、結果値であるハンデキャップについても上限を設け補正することが一般的である。
当初、隠しホールを6ホールとするペリア方式が考案され一般化、後に隠しホールが6ホールでは運・不運の要素が大きいことから、隠しホールを倍の12ホールとした新ペリア方式が普及したが、その差がかなり大きいことから、中間で隠しホールを9ホールとした「新々ペリア」が考案された。▲TOPへ戻る
■新ペリア (new peoria) コンペなどで順位を決定する際に用いるハンデキャップを計算する仕組みのこと。 コンペの参加者募集がオープンであったり、極めて広範囲に及ぶ場合には互いに実力がわからないことが往々にしてある。参加者がみなJGAの制定するオフィシャルハンデキャップを取得しているわけではないので、それに代わりそのコンペだけでの適用ながら、参加者の納得を得るために独自のハンデキャップが必要となることから考案された。
算出方法は、アウト・インそれぞれ6ホールずつ計12ホール、パーの合計が48になるようにホールを抽出し、そこを参加者に秘匿し「隠しホール」とする。その「隠しホール」でのスコアをハンデ算定用の基準値とし、
隠しホールのスコア合計×1.5−コースのパー(多くは72)×0.8
の算定式で算出する。
算出にあたっては、1ホールあたりの打数上下限を設ける、結果値であるハンデキャップについても上限を設け補正することが一般的である。
当初、隠しホールを6ホールとするペリア方式が考案され一般化したが、後に隠しホールが6ホールでは運・不運の要素が大きいことから、隠しホールを倍の12ホールとした「新ペリア」、その中間で隠しホールを9ホールとした「新々ペリア」が考案された。▲TOPへ戻る
■全英オープン (British open) 毎年7月に英国で行われる、世界4大メジャー大会のひとつ。 4大メジャー大会の中でも最も歴史のある大会で「The open」と言われることもある。英国特有のリンクス(海辺の自然をそのままに形作られたコース)が会場となることが多い。
4大メジャー大会とは開催順に マスターズ 全米オープン 全英オープン 全米プロゴルフ選手権▲TOPへ戻る
■全米オープン (U.S.open golf tournament) 毎年6月に米国で行われる、世界4大メジャー大会のひとつ。 会場は、米国内の著名なゴルフ場を持ちまわる形で毎年変えて実施されている。
4大メジャー大会とは開催順に マスターズ 全米オープン 全英オープン 全米プロゴルフ選手権▲TOPへ戻る
■全米プロゴルフ選手権 (PGA championship) 毎年8月に米国で行われる、世界4大メジャー大会のひとつ。 4大メジャー大会のなかではいちばん最後に開催される。 会場は、米国内の著名なゴルフ場を持ちまわる形で毎年変えて実施されている。
4大メジャー大会とは開催順に マスターズ 全米オープン 全英オープン 全米プロゴルフ選手権▲TOPへ戻る
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